口臭の原因と口臭予防  NOTE #32

  食べ物による口臭の原因と対策、お口の環境による口臭の原因と対策をNHK「生活ほっとモ
 ーニング」からまとめました。


  血液が臭くなる 血中のアリル化合物が原因の場合

    臭い物質のアリル化合物は、ニラやニンニクなどの細胞にあるアリインが元になる。
   ニラやニンニクを切ったり噛んだりすると細胞がこわれ、アリインは細胞の外へ出て
   酵素と反応し、臭い物質のアリル化合物に変化する。
    ニラやニンニクを食べると同時に出来ているアリル化合物は、腸で吸収され、血液
   の中に入る。血液が臭くなっていると言ってもいい。このアリル化合物は、血管を通
   って肺に到達すると、呼気に混ざり、口から体外へ出て、臭いを感じることになる。


  牛乳で血液を臭くしないようにする

    牛乳の脂質は、臭い物質を包み小腸での吸収を抑えてくれる。吸収されなかった臭
   い物質は排泄される。このため、臭い物質と一緒に牛乳を飲むと吸収量を少なくして
   くれる。

    アルコールの臭いは、牛乳では効果がない。

    口臭予防のための牛乳を飲むタイミングは、食事と一緒が良い。
    しかし、同時に飲めない場合は、食後1時間以内なら効果が期待できる。


  酵素は熱に弱い 加熱調理で口臭予防。

    アリインが酵素と反応する前に、加熱調理して酵素が働かなくすると、臭い物質の
   アリル化合物に変化することが出来ない。この仕組みを利用してニンニクなどは加熱
   調理すると口臭予防になる。


  翌日も安心ニンニクソース

 材料
ニンニク60g
サラダ油100cc
小さじ1
こしょう少々


    @皮に切れ目を入れたニンニクを皮ごと丸ごと電子レンジで加熱する。
     500wで2分加熱。
    A加熱後、2分間皮ごと蒸らす。
    B粗熱が取れたら皮をむき、ペースト状につぶし塩を加え混ぜる。
    Cこしょう、油を入れて良く混ぜ、完成。

     ニンニクの香りは残るのでニンニクらしいソースだが、加熱しているためアリル
    化合物が発生しない安心ソース。

     冷蔵庫で2〜3週間保存可能。


  揮発性硫黄化合物が臭い物質の場合

    口の中や舌の上には、多くの細菌が存在し、特に睡眠中には、揮発性硫黄化合物
   が口の中で増える。

    唾液の量は睡眠中、日中の150分の1に激減し、細菌が増加する。細菌は、口
   の中のたんぱく質(口の細胞から剥がれ落ちたものや、磨き残し)を分解して、気
   発性硫黄化合物ができる。

    唾液は、口の中の細菌を洗い流す役目を持っている。日中は食事と同時に唾液が
   出るので細菌を洗い流してくれているが、睡眠中は唾液が出ない状態が続き、揮発
   性硫黄化合物が出来る。


  口臭は、起床時が最も高い 疲労、ストレスでも唾液減少

    口臭は、一日中すっと臭っている訳ではない。睡眠中に増加した臭い物質のため
   起床時が最も強く、朝食とともに唾液が出て、細菌、臭い物質を洗い流し口臭が減
   る。食事をとらない時間は、唾液も出ないので細菌は増加し、臭い物質が発生し増
   加する。昼食でまた減少し、その後しばらく唾液が出ないので細菌、臭い物質とも
   増加、夕食でまた洗い流され、口臭減少。
    このように一日を通して唾液の分泌と同時に口臭の強さも変化している。

    また、唾液の分泌は、疲労やストレスによっても抑えられるため、疲労、ストレ
   スでも口臭が強くなる。

     (参照:唾液を出すエクササイズ Note #32 唇トレーニング)
      口をゆすいだり、上記参照のエクササイズなどが疲労や、ストレス時の口臭
      対策になると考えられる。


  唾液腺の筋肉を鍛える

    唾液腺の筋肉を鍛えて唾液が良く出るようにトレーニング。

    ポッピング 20回

     前歯の後ろの突起に舌先を当てて、後ろにずらす。
     この時、タッ!と音がする。
     これを20回行う。

    バイト 3秒×10回

     奥歯を噛んで口角を上げる。
     前歯を見せる。指で支えても良い。

    リップトレーニング 20セット

     「イー」と言いながら前歯を見せ口角を上げる。
     「ウー」と言いながら口をすぼめ前に突き出す。
     「イー・ウー」を20セット行う。

    ・フェイシャルトレーニングにもなる。
    ・顎関節症の方は注意して行ってください。


  口臭予防のポイント

    ・固いものを良く噛んで食べる
      良く噛むと唾液が出る。

    ・食間にティータイムでお口の環境を変える。
      10時と3時のお茶で口の中の環境を整える。

    ・ブラッシング、特に寝る前には必ず。
      細菌を出来るだけ少なくして就寝。食後のブラッシングはもちろん。

    ・舌も掃除すると良い。





   情報閲覧に関するご注意


[参考 NHK 生活ほっとモーニング 2006/06/05]





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