風邪予防に水うがいの効果 NOTE #31 extra
昔から風邪予防にうがいが良いとされていますが、水うがいの効果が実際の調査結果
によって改めて確認されました。これから風邪の季節、特に新型インフルエンザの大流
行が危惧されている今年は、効果的な予防をしたいものです。Yahoo! News(京都新聞)を
まとめました。
ヨード液よりも水うがいが効果
京都大保健管理センターの川村孝教授(内科学・疫学)らが全国調査で確かめた
結果、ヨード液うがいよりも水うがいの方が風邪の発症率が4割低くなった。
調査は、18歳から65歳の男女384人を無作為に3グループに分け、12月
から翌年3月まで風邪を引くか調査したもの。
グループは、うがいしないグループ、1日3回以上水うがいするグループ、同様
にヨード液でうがいするグループとした。
1ヶ月の発症率は、うがいをしないグループは26%、水うがいをしたグループ
は、17%となった。これを年齢構成などを考慮して補正すると、発症率は水うが
いの方が4割低く、風邪の予防効果が認められた。
| グループ | 風邪発症率 |
| うがいしない | 26% |
| 水うがい(1日3回以上) | 17% |
| ヨード液うがい(1日3回以上) | 24% |
一方、ヨード液でうがいしたグループの発症率は、24%。うがいしないグルー
プとの明確な差が見られなかった。
川村教授は、「古くから言われてきた水うがいに予防効果が確かにあった。海外
にはうがいの習慣はあまりないようだが、その予防効果を世界に発信したい。一方
ヨード液は風邪をひいた後の消毒効果は否定していないが、予防効果が認められな
かったのは意外。粘膜細胞への作用なども考えないといけないのかも知れない」という。
ロキソプロフェン 治癒が遅くなる傾向
風邪をひいた人への抗炎症薬(ロキソプロフェン)の効果も別の集団で調査。
初期の重い症状を和らげる効果は認められたが、投薬しない人に比べ治癒が遅くなる傾
向も見られ、「早く風邪を治したいから薬を飲み続けるのは考え直した方がいいのでは」
(後藤雅史助手)という。
正しいうがい方法
川村孝教授の正しいうがい法
@深く息を吸い込む
A水を約20cc口に含む
B舌を出したまま、少しずつ息をはくように、ゆっくりと15秒かけてガラガラ
する。
☆舌を出すと喉の奥の方まで水が行き届く。
これを3回1セット、1日最低3セット行う。
風邪やインフルエンザを予防する方法は、手洗いとうがいしかない。
特にうがいは、正しく行わないと予防効果が期待できない。
情報閲覧に関するご注意
[参考 Yahoo! News 京都新聞 2005/10/28]
[参考 TV東京 「所さんの学校では教えてくれない”カラダ”と”食”の疑問解決SP」 2005/12/09]
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