雑穀の魅力 NOTE #27
雑穀という栄養豊富な穀物は、日本では「雑穀」とその他雑多な穀物のように言われ
ますが、栄養豊富な滋養食品。「雑穀」と一からげに言ってしまうには、もったいない。
その魅力について生活ホットモーニングをまとめました。
雑穀とは
雑穀とは、米、麦以外の穀物を雑穀といい、キヌア、ハト麦、タカキビ、アマラン
サス、アワ、ヒエ、キビなどがる。
アワ、キビ、ヒエなどは、食物繊維、ビタミンB1、B2、カリウム、鉄が白米よ
り多く栄養豊富。
日本では、白米よりも雑穀を昔から食べていた。特に山間部の人たちが食べており、
強健で長寿者が多い。また、日本では雑穀というが、中国でも韓国でも雑穀と言う表
現はなく、それぞれの名前で呼んでいる。雑穀と言わずにそれぞれの名前で呼んだほ
うが良いだろう。それぞれが健康に良く、滋養食品なのだから。
岩手雑穀王国 二戸の雑穀マイスターが語る
ヒエは、大事なもの。ヤマセのために飢饉が5年も続いた時に、ヒエを食べて生き
のびることだできた。地元では、大切にされ、袋に入れたヒエを壁に塗り込んで飢饉
に備えたりした。
ヒエご飯
ヒエ2:米5の割合で炊く。昔は、米よりヒエの割合が多かった。とろろかけご飯
が美味しい。後味がさわやか。
タカキビ団子(へっちょこ団子)
タカキビをお湯で練って、小豆の汁に入れる。12月16日は、このへっちょこ団
子を神様に供える。
また、「へっちょはえだなぁ」(疲れたなぁ)といって仕事の後に食べたりした。
この言葉が、へっちょこ団子の由来とも言われる。また、へそのそうな形に作ること
からこの名前になったともいわれる。丸い団子を指で押してヘソのような形にする。
日本全国の雑穀料理
チポロサヨ (すじこ粥) | アイヌ(北海道) | すじこをチポロと言う。 |
| へっちょこ団子 | 岩手 | |
| かもしいりこ | 石川 | ヒエのそばがきのようなもの。おやつ。 |
| かぼちゃキビ粥 | 静岡 | 神様に供え、冬至に食べる。 |
むこだまし (雑穀餅) | 奈良 | |
| ええろうすい | 徳島 | |
| ヒエ粥 | 宮崎 | 体が温まる。ニラを入れて冬に食べられていた。 |
| あわんなっと | 鹿児島 | アワと黒砂糖で作る。旧暦12月の赤穂浪士の日に食べる。 |
| イイヤキ | 沖縄・竹富島 | アワ、米、小豆のお餅のようなもの。 種とり祭(秋の収穫)の時にだけ食べる。 家長の兄弟を呼んで食べるもので、 付け合せにタコの酢の物を食べる。 |
キビの餃子おやき
材料
| 皮 | |
| キビの粉 | 160g |
| 小麦粉 | 30g |
| 塩 | 一つまみ |
| 熱湯 | 190cc |
| 具 | |
| ひき肉 | 150g |
| ニラ | 75g |
| しょうが | 小さじ1 |
| 塩 | 小さじ1/3 |
| 砂糖 | 小さじ2 |
| 片栗粉 | 小さじ2 |
| こしょう | 少々 |
| 醤油 | 小さじ1 |
| ごま油 | 小さじ1/2 |
作り方
@皮を作る。小麦粉、塩、熱湯を混ぜ、最初は、箸で混ぜ、まとまり始めたら手
でこねる。まとまったら、ピンポン玉くらいの大きさにちぎる。
A沸騰した湯に玉をいれ5〜6分茹でる。火が通ると浮き上がってくる。
B水にとって粗熱をとり、水分を取る。こねて棒状にし、12等分する。
C打ち粉をし、手で押さえ、再び打ち粉をし麺棒でのばす。厚手の方が美味しい。
D具をいれ、フライパンで焼く。蓋をしてひっくり返して5分。水は入れない。
皮がふやけてしまう。
アワのピラフ
| 米 | 2.5合 |
| モチアワ | 0.5合 |
| 水 | 米+モチアワ)と同量 |
| さといも | 300g |
| にんじん | 60g |
| まいたけ | 100g |
| みつば | 1輪 |
| ちりめんじゃこ | 15g |
| みりん | 大さじ2 |
| しょうゆ | 大さじ3と1/2 |
| ごま油 | 大さじ2 |
| 粗びきこしょう | 少々 |
作り方
@米5:モチアワ1の割合。米、モチアワは洗って水切りする。
A炊飯器に水・みりん・しょうゆ・ごま油・こしょうを入れる。
B米とモチアワを入れて混ぜ、炊飯器に入れる。残りの具を入れて炊飯。
できあがったものにみつばを混ぜて完成。
イランでは、ピラフはごま油を使う。
情報閲覧に関するご注意
[参考 NHK 生活 ほっとモーニング 2004/12/21]
「玄米・雑穀のごはん―カフェでも始めてるレシピ41
AC mook―カフェタイムブックスシリーズ」
「手づくりがおいしい、雑穀と豆のパン」
「雑穀米の神秘―注目の食材完全紹介
メディアパルムック―こだわる
」