ココアのリグニン、テオブロミンの効果 NOTE #27
ココアの成分としてリグニンとテオブロミンが注目されている。肝機能向上、便秘解消、
冷え改善 、美肌効果、血行促進、体臭防止、集中力、記憶力アップなど、多くの健康効
果をもたらすココアの効果をまとめました。スパスパ人間学をまとめます。
リグニンとは
リグニンは、ポリフェノールが集まった食物繊維でココアに最も含まれる有効成分。
ポリフェノールの抗酸化作用と、食物繊維の整腸作用を併せ持った強力な効果を持つ
ことが特徴。
リグニンを含む食品は、りんご、バナナ、えんどう豆、ピーナツ、トマト、りんご
胡瓜などがあるが、ココア1杯のリグニン量には、どれも及ばない。
ココアが肝機能を高める
飲み会の後にココアを1杯飲んで眠ると、翌朝、目覚めがよい。
γーGTPの値が、飲酒の後も上がらず、下がることさえある。
中性脂肪は、飲酒の前よりも下がった。
リグニンの整腸作用 便秘に効果
1日3杯のココアを便秘に悩む人が飲むと、月に4回しか排便が無い人も、ココア
を飲み始めて、1週間で4回出るという結果が出た。実験した5人の平均は、週に4
回のペースで便通があり、便秘が改善された。また、腸内のビフィズス菌も5倍に増
え、善玉菌量は、標準値以上になった。
リグニンの腸内の便を押し出す作用(食物繊維の作用)と、腸内の善玉菌を増やす
作用(ポリフェノールの作用)との相乗効果で腸内環境を良くした。
一般の食物繊維は、腸内の便を押し出す作用のみで、リグニンのようにポリフェノ
ールの働きをもたないため、善玉菌を増やし腸内環境を整える効果まではない。ココ
アのリグニンの効果が強力である理由でもある。
便秘の改善は、大腸がん予防
慢性化した便秘の中に含まれる有害物質が大腸がんを引き起こす要因を作ってしま
う。この有害物質が、大腸がんの重要な引き金になっていると考えていい。
大腸がんの死亡者数は、ここ50年間で約8倍弱にもなっている。
特に女性の死亡原因では、大腸がんが増えてきている。便秘の改善は、大腸がんの
予防にもなるので大事。
また、便秘は肌荒れの原因でもあるので、便秘から改善するようにするのが良いで
しょう。
| 女性の死亡原因 | 200年 | 2003年 |
| 1位 | 胃がん | 大腸がん |
| 2位 | 大腸がん | 胃がん |
| 3位 | 気管支、肺がん | 気管支、肺がん |
ココアは、脂肪分がないので太らない
ココアは、原料のカカオ豆から油を搾り取ったもの(ピュアココア)なので、脂肪
で太る心配がない。
因みに、カカオ豆の油分は、カカオバターといってチョコレートに利用される。
ココアエステ
静岡県、伊豆北川温泉の「つるや吉祥亭」で日本初ココアエステが行われている。
ココアのマグネシウム、カルシウムが肌から吸収され、代謝高まり結果的に肌の保
湿力がアップすると言う。実際に、肌の水分測定機で計るとエステ前は30だったの
が、31になり肌の水分量が上がった。
全身をココアパックするので、ココアの香りに包まれてとても気持ちがよい。
ココアエステ(ココアパック)は、¥11,550と言うことです。
家庭にあるココアを使ってココアパックをしないように。成分が肌に影響すること
もある。
ココアで体臭改善
体臭の原因は、腸内の臭い物質で、その臭い物質が汗や呼気などで体外に放出され
体臭になる。
実験隊で最も体臭のある一人が、3日間ココアを所かまわずのみ続け体臭を改善さ
せた。実験前の体臭は、測定器で540と言う値。周囲の人を不快にさせる生ゴミが
腐ったような臭いだったのが、ココアを飲み続けて3日後には、350に激減。臭い
もほとんど無臭レベルに改善した。
足の臭いも、実験前は602だったのが、378に激減、足の臭いにも効果がある
ことが分かった。
これは、リグニンが腸内で発生する臭い成分を吸着し、便と一緒に体外に排泄して
くれるためである。
また、リグニンは、便臭を抑える働きもある。
ココアパウダー自体に消臭成分があるため、靴箱などにおいても効果があるという。
☆ココアは、1日1杯飲むだけで効果がある。
飲んでから10時間後に効果が出始めるので、夜飲めは翌日効果が出る。
その他のココアの効果
○集中力、記憶力アップ
ココアの香りがドーパミンを分泌させ、前頭葉を刺激する。ココアを飲んで30
分くらいで効果が出てくる。
○虫歯になりにくい
虫歯を作る細菌の活動を抑える働きがある。砂糖の入っていないピュアココアを
使うように。
ココアのテオブロミンが、冷え、むくみ、美肌に効果
人間の体には、地球2週半の長さの血管がはりめぐらされており、中でも毛細血管
が重要である。毛細血管の血流が悪いと様々な体調不良が起こる。
特に、冷え、むくみは、毛細血管の血流が悪いと起こる。また、最近では若い世代
にも多くなっている微小脳梗塞も、毛細血管の血流に問題がある。
ココアのテオブロミンは、毛細血管の血流を良くする働きがある。
テオブロミンが、他の血流を良くする食品と違うところは、血液をサラサラにする
だけでなく、血管を押し広げる働きにある。抹消の動脈を拡張させ、毛細血管の血流
を改善し、酸素や栄養素を行き渡せ体を健康にしてくれる。
毛細血管の血流が良くなることで、冷え、むくみが改善され、栄養素が行き渡るこ
とで肌の健康に効果がある。
肝機能の向上に効果があるのも、肝臓内に張り巡らされている無数の毛細血管が拡
張し血流が良くなったためである。
傷ついた細胞の修復にココア
埼玉医科大学では、病院食と一緒にココアを症状に合わせて出している。ココアの
テオブロミンやミネラルが、血行を良くし、傷ついた細胞を修復する作用があるから
だ。
マウス実験では、紫外線で傷ついた肌のマウスにココアを混ぜたえさを与えると、
ココアなしのマウスより、20%も肌細胞の増殖が高まった。肌細胞を活性化し肌に
も効果がある。
ココアにオリゴ糖を入れ、夕食後に飲む
リグニンの整腸作用にオリゴ糖の善玉菌を増やす効果の相乗作用で、腸の機能を高
め、腸を若返らせる。
お湯で溶いたココアに、オリゴ糖小さじ1杯を入れて飲む。
☆オリゴ糖は、1日20gまでを目安に飲んで下さい。また、オリゴ糖のパッケー
ジに書いてある摂取所要量を守って使ってください。
肌の細胞は、寝ている間に再生するので夕食後に飲むのがよい。
情報閲覧に関するご注意
[参考 TBS スパスパ人間学 2004/12/16]
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