ウコン(ターメリック)のクルクミン効果 NOTE #26
ウコンにはクルクミンという有効成分があり、疲れ、便秘、むくみ、内臓脂肪、冷え、
花粉症、アレルギー性鼻炎などに効果があります。他にも、様々な効能や摂取法、過
剰症の注意点などもまとめています。スパスパ人間学をまとめました。
ウコンが名産の沖縄の利用法
ウコン農家のおじい、おばあのウコンの利用法。
ウコン茶
ウコンをスライスして、天日干しし乾燥させ、ミキサーで粉末にする。
鮮やかなオレンジ色の粉末ができる。
粉をティーバックに入れてお湯を入れウコン茶にして飲む。
効果絶大だそう。
ウコンの泡盛漬け
泡盛にウコンをつけたもの。その泡盛を飲むと元気100%と言っておじいが飲ん
でいる。
エステサロンでは
ウコンをペーストにして肌に塗り、美肌効果を得ている。
肌がつるつるになり、塗ったところがポカポカ暖かいという。
皮膚の炎症を鎮める効果がある。
ウコンの種類とターメリック
ウコンには、3種類あり紫ウコン、春ウコン、秋ウコンがある。
中でも秋ウコンには、有効成分のクルクミンが最も多く入っている。
効果を期待するなら秋ウコンが良い。
スパイスとして売られていりるターメリックは、まさに秋ウコンを粉末にしたもの。
ターメリックを摂る=秋ウコンを摂ると解釈していい。
また、カレーの色は、ウコンの黄色い成分、クルクミンの色である。
ウコンのクルクミンの効果
アルコールや他の食品と一緒に摂ることで、肝臓の解毒機能を高め、肝臓に負担を
かけないで体内毒素を早く解毒してくれる。
ウコンの作用
殺菌作用、抗菌作用、食欲増進、抗アレルギー作用、解毒作用、消化吸収を良くす
る作用、皮膚をきれいにする作用。
効果のある症状
疲れ、便秘、むくみ、内臓脂肪、肌荒れ、冷え、アレルギー性鼻炎、花粉症。
○冷え症には、ウコン足湯がお勧め。
ウコン粉末大さじ1 + お湯15L
20分足をつける。
入浴剤入りのお湯に足を入れるよりも、足の温度、手や肩の温度が上がっている
のがサーモセンサーで確認できた。
ウコンのお湯によって、体表面の毛細血管が拡張し、また、揮発性の成分を吸い
込むことによる、体全体の血流の促進効果が得られる。
○風邪予防にウコン水でうがい
ウコン粉末小さじ1 + 水200〜300cc
混ぜでうがいするとウコンの殺菌効果で風邪予防になる。
ウコン水は、シャーレの培養実験で、殺菌作用の高い緑茶に比べても風邪菌を殺
菌する効果が高かった。
○研究中のウコン肌着、慢性皮膚疾患に。
研究中ではあるが、ウコンのクルクミンを配合した肌着を慢性皮膚疾患に悩む
患者さんに試着してもらったところ、5〜6割の人の症状が緩和された。
(富山医科薬科大学研究チーム)
○食中毒予防に良いと考えられている。
○がん予防、アルツハイマー予防に効果があると注目されている。
ウコンの過剰症 摂り過ぎては危険
ウコンは、摂り過ぎると、肝臓に負担をかけ肝臓の機能を低下させてしまう。
肝硬変の患者さんがウコンを摂り、症状を悪化させた可能性が指摘されている。
また、正常な人でも過剰に摂ると肝機能に異常をきたす危険がある。
あくまでも、正しい使い方で、効果を発揮するもの。
肝臓の他にも、内臓に何らかの疾患のある人は、まず医師に相談してください。
妊娠している人は、ウコンを摂らないで下さい。
ウコンの有効摂取量
ウコンの有効摂取量は、1日当たり、3〜5g(大さじ3/5)。
この量を守って、上手にとることが重要。
体内毒素とウコン摂取の実験
実験隊は、次の食べ物を食べ、20分後に血中の毒素を検査した。すると最も、毒
素が多くなったのが、食べすぎ、次は、油料理、甘いもの、アルコールの順で、体内
毒素が多くなった。
体内の毒素には、中性脂肪、コレステロール、肝臓にストレスがかかったときに見
られるスジ、活性酸素によりダメージを受けたデコボコの赤血球(病気の素)、尿酸
の結晶、糖、バクテリアなどがある。これらは、一般の街行く人の調査で出てきた毒
素でもある。
実験項目
食べ物
毒素量
毒素内容
食べ過ぎ
親子丼の特大大盛り
ワースト1
赤血球がゴテゴテにくっついて変形
油料理
揚げパン、から揚げ、フライドポテト
ワースト2
中性脂肪
甘い物
ケーキ、フルーツ、チョコレート
ワースト3
糖
アルコール
ビール、酒
ワースト4
肝臓のストレスを示すスジ、赤血球がつながって変形
体内毒素が増えてしまった実験隊にウコン茶を飲んでもらう。
すると、ウコン摂取後20分で、甘いものを食べた人の血液は改善し、糖が消え、
赤血球も丸くなった。一方、ワースト1だった、食べすぎの人も改善し、赤血球が丸
くふわふわな状態になった。
体内毒素の解毒にウコンが効果があることが、実験でも証明された。
若い世代で既に肝臓が小さくなり始めている
表に表れる、肌荒れ、むくみ、便秘、疲れやすさなどの症状は、意識できるが、
内臓で起こっている無意識の症状がある。それは、肝臓が小さくなっているという
こと。通常60〜70歳代から肝臓が小さくなり始めるのだが、最近は、若い20
〜30歳代で既に肝臓が小さくなり始めていると言う。
肝臓が小さくなる原因は、体内毒素を溜め込みすぎることにある。
肝臓の機能は、体内の毒素を解毒することで、体内に毒素が多いと肝臓の分解能力
が低下し、次第に肝臓が小さくなる。小さくなると分解能力も低くなり、ますます、
毒素を溜め込む体になってしまうのだ。
若い世代から肝臓が縮小しているということは、現代人は、体内毒素がたまりや
すい環境にあるともいえる。
インド人に学ぶウコン(ターメリック)の摂り方
体内毒素とは無縁の、ウコンを毎日摂っている集団が、東京・西葛西にある。ま
まさに、カレーの国の人、インド人の方々。彼らは、西葛西に住み、多くは、IT
関連の仕事をしている人たちで、他の日本人と同じ環境で生活している。しかし、
便秘も無く、体内毒素とも無縁だと言う。
インドでは、毎日ターメリック(スパイス)でウコンを摂っている。ウコンの薬
効は、インドでは広く知られていて家庭でも薬効を期待してウコンを習慣的に使っ
ている。まさにウコンを使う達人といえる。
ウコン(ターメリック)のポイント
@調味料としてターメリックを使う
いろいろな野菜料理にターメリックを使っている。
ホットミルクにターメリック、砂糖を入れて飲むと風邪予防にも良い。
A油と一緒に加熱して使う
クルクミンが油に溶ける性質があり、加熱すると胃にやさしく、吸収が良くな
る。
B30分以内に調理する
インド式のカレーは、煮込まず30分以内に調理する。
野菜のビタミンを損なわずに良い。
C大豆レシチンと一緒にとる
大豆に入っているレシチンも肝臓に良く、肝臓にたまった脂肪を取り、傷つい
た膜の修復をする働きがある。
ウコン豆乳カレー(クルクミン効果、大豆レシチン効果を同時に摂る)
材料
4人分
ターメリック
大さじ1
カレーパウダー
大さじ2
クミン
小さじ1
オリーブオイル
大さじ2
生姜(千切り)
小さじ1
にんにく
小さじ1
砂糖
大さじ1
豆乳
カップ1
水
カップ1
塩
小さじ1
こしょう
少々
じゃがいも
1個
れんこん
1節
ごぼう
1/2本
赤ピーマン(小)
1個
ブロッコリー
1/2房
レモン汁
大さじ1
醤油
大さじ1/2
作り方
@鍋にオリーブオイル、生姜、ニンニク、クミン、ターメリック、カレーパウダー
を入れ、加熱しながら混ぜる。
Aじゃが芋、れんこん、ごぼうを適当な大きさに切って入れ加熱する。
B砂糖を照りを良くするために入れる。
C豆乳、水、塩、こしょうを入れ、弱火で10分煮込む。
D赤ピーマン、ブロッコリー、レモン汁、醤油を入れ煮込んで出来上がり。
☆ウコン豆乳カレー、ターメリック料理は、毎日食べるのではなく「ここぞ」という時
に食べるのが良い。便秘や、肌荒れのときなど体調が気になるときにに食べる。
ウコンの漬物
漬け汁の材料
カレーパウダー
大さじ1
粒黒こしょう
小さじ1
月桂樹の葉
1枚
塩
小さじ1/2
砂糖
大さじ2
ターメリック
2カップ
白ワインビネガー
大さじ3
水
2カップ
作り方
@漬け汁の材料を全て鍋に入れ、沸騰させる。
Aカリフラワー(しいたけ、マッシュルーム、玉ねぎなど、好みの野菜)に沸騰
した漬け汁をかける。
B冷まして、冷蔵庫で1週間保存できる。
食事のつど、出してウコンを摂ることが出来る。
ウコンは、過剰症に注意して有効摂取量を守って活用してください。
情報閲覧に関するご注意
[参考 TBS スパスパ人間学 2004/12/02]
10分でできる南インド料理―
インド大使館秘伝珠玉のカレーレシピ60