脳の老化を防ぐ NOTE #26
痴呆を気にして病院を訪れる人が増えている。痴呆では無いまでも老化を気にするこ
とでうつ状態になったりする場合もある。生活ほっとモーニングから、脳の老化につい
て、脳が老化しないためにはどうするのかまとめました。小林 祥泰さん(島根大学医
学部教授)の講演。
老化への不安
最近気力が落ちてやる気が起こらない、あるいは、記憶力が低下して痴呆ではない
かと気になって来院するかたが多い。しかし、その多くは老化への不安からくるうつ
状態や、やる気の低下であることが多いが、一方で、うつ病や、やる気の低下から痴
呆が引き起こされることもある。
そこで、老化への不必要な不安を取り除く必要がある。
脳の老化
組織の老化
アルツハイマー病
脳血管性痴呆
働きの老化
前頭葉の衰え
脳の老化が遅い人
脳の老化が遅い人はこのような人
・社会的活動に参加している。
・スポーツをする。
・明るく、満足度が高い。
・隠れ脳梗塞がない。
また、これらの項目を満たす人は、非常に血流が良いことが分かった。脳に栄養が
行き渡っている。
やる気の元は、前頭葉
脳の前側の部分が前頭葉で、思いやり、人間性、やる気、好奇心、計画、段取り、
実行、感動などがここで処理されている。
社会的活動、人と接することで、様々な感情や、感動を覚えるのは、前頭葉の働き
によるもの。人と交わって、いろいろなことを行っていくことが前頭葉を刺激し、更
にやる気を起こすことが出来る。
脳の老化チェック
あなたに当てはまっている項目のポイントを加算する。
1.年をとることが不安に感じる。
2
2.新聞、本をほとんど読まない。
1
3.一人が好き。
1
4.体を動かすことが嫌い。
1
5.趣味、興味も無い。
1
6.済んだことを気にして、くよくよする方。
1
7.血縁に痴呆の人がいる。
1
8.生活習慣病を持っている。
2
合計点
2点は青信号、心配なし。
3〜6点は、黄色信号、生活習慣を改めるなど注意が必要。
7〜8点は、赤信号、医師の診察を受けましょう。
脳の老化を防ぐには
80歳代では、見た目が20歳くらい個人差がついてしまう。早く老化しないため
には脳の活性化が大事。
@老化への不安を減らす。自然体でいること。
A脳への刺激を与えること。
・知的刺激 :読書、作文、日記など。
・社会的刺激:人との交流。
・身体的刺激:散歩など。
B生活習慣病を改善する。
脳の老化を防ぐ食事
・ビタミンB12
・葉酸
これらが、不足すると痴呆症になる可能性があるので食品から、ビタミンB12と
葉酸を摂るようにする。サプリメントなどでは、過剰にとりすぎる過剰症の恐れがあ
るので、食品から摂るようにする。
・ビタミンB12を含む食品
干しのり、かたくちいわし、など。
・葉酸を含む食品
レバー、枝豆、春菊、モロヘイヤ、ブロッコリー、など。
釣藤散(チョウトウサン):脳血管性痴呆に効果
脳血管性痴呆に唯一効果があると実証された薬。
病院で処方する薬と、市販薬とがある。
落ち込み、やる気の減退に効果がある。
ドーパミンを活性化して、やる気を出す効果がある。
情報閲覧に関するご注意
[参考 NHK 生活ほっとモーニング 2004/10/25]
「げんきプリント―60歳からの読み・書き・計算 脳ウェルネスプリントシリ-ズ 」
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「脳が老化する人、しない人」
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「脳の老化と病気―正常な老化...ブルーバックス (B-1244)」
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