歯周病予防 NOTE #20
歯周病は、中高年の90%がかかっていて、静かに進行し、やがて歯が抜け落ちてしま
う恐ろしい病気。歯周病の原因菌が心臓病の原因にもなっているなど、侮れない病気です。
対処法と口臭予防法も紹介します。ためしてガッテンからまとめます。
歯周病で心臓病に
歯周病のジンジバリス菌が心臓病の人の心臓の血管の中にいることが発見され、ま
た、人工培養した心臓の冠動脈にも、もぐりこむことが分かった。更に、この菌が出
出す毒により、血液を固まらせることから、心臓病の原因になっているのではないか
と推測されている。
他の歯周病が原因で起こると推測される病気
・動脈硬化
マウス実験で歯周病菌を与えると動脈が太くなった。
・糖尿病
血糖値が高く歯周病もわずらっている人が、歯周病を治療すると血糖値も下が
ったという例が多くある。
・早産
歯肉炎(歯周病の初期)に早産を促す物質を出すことが分かっている。
歯周病になるまで
最初は、磨き残した細菌の固まり(歯垢)が、歯と歯茎の間にもぐり込み歯肉炎に
なる。これを放置すると歯と歯茎の間に隙間が出来、歯周ポケットを作る。ここに嫌
気性細菌が入り込むと歯周炎になる。ジンジバリス菌は嫌気性細菌の一種。
歯垢 → 歯肉炎 → 歯周ポケットが出来る → 歯周炎 → 歯周病
一度、嫌気性細菌が付いてしまうと歯磨きでも落とせない。
嫌気性細菌は、歯周ポケットの奥、歯茎の奥へとどんどん進行していく。このとき
破骨細胞が活発になり、歯槽骨(歯の土台)を溶かす。虫歯でもないのに歯が抜けて
しまうのはこのため。
歯周病は、歯が抜けたり、歯茎から膿が出たり(歯槽膿漏)という症状がある。
歯周病の進行と治療
嫌気性細菌が歯茎深く進行してしまうと、手術で嫌気性細菌を取ることになる。歯
槽骨がそれ以上なくなるのを防ぎ、ある程度溶け出た歯槽骨を元に戻すことも出来る。
あまりに進行すると手術にも限界がある。
歯周病予防のポイント
@3分間の「カラ磨き」 (マッサージ効果も期待)
歯磨き粉を付けて磨くと、清涼感で磨いた気分になってしまい、磨き残しがある
ので、歯ブラシで歯垢をしっかりとる習慣をつける。
A歯間ブラシ・フロス
ハブラシでは、どうしても残ってしまうところを歯間ブラシやフロスでとる。
B歯石を取ってもらう(半年から1年に1回)
歯石は、歯磨きでは取れないので、歯医者さんで定期的にとってもらう。
口臭を消す 歯周病の原因菌が臭いを出している
お茶の葉の粉末(抹茶でも可)が効く。
粉末を下の上でころがす。
舌苔にも歯周病の原因菌がいるので、舌歯ブラシで舌苔を取る。
情報閲覧に関するご注意
[参考 NHK ためしてガッテン 2002/05/29]
「20歳からの歯周病対策」 講談社健康ライブラリー
「徹底図解 むし歯・歯周病―「一生笑顔」を約束する新しい歯科の知識 」
目でみる医書シリーズ
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