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問題の縞模様 写真はもっとも模様がひどく出るケースです。写真は真っ白な画面に人物が映っている画面ですが、 画面上部が暗くなっています。本当は真っ白なハズなのに・・。黒い部分が現れたラインから、白に戻ります。人物が動けば、 暗い部分も動きます。 これはアベンジャーボードの、クランプ回路に問題がありました。問題というより設計思想が そうなっています。結構適当ですね。画質以前の問題です。 |
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内部 写真がチューナーの内部です。矢印がアペンジャーボードです。いろいろなバージョンがある ようですが、このチューナーに付いていたのは問題ありです。 |
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アベンジャーボード 写真が問題のアベンジャーボード全体です。右側の18pinICがPICでタイミング制御しています。 左上のICがアナログスイッチで、同期信号を置き換えるためにあります。 左下はビデオアンプで反転出力があります。PICの左にあるのはOPアンプで、同期パルス位置 を検出するための信号を作り、PICのADにつながっています。今のところ、同期パルス検出回路には 問題はないようです。 |
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アベンジャーボードの出力位置 写真矢印部分がアベンジャーボードの出力がでているピンです。入力側はオシロではうまくトリガ がかからないので、出力側でトリガを取ります。 |
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クランプダイオード 写真、黄矢印がクランプダイオードD1です。このダイオードにはPICからR5を介してクランプ タイミングが入力されています。しかし、このクランプタイミングが曲者で、丁度映像信号 の位置でクランプしています。 つまり、画面が白い場合はレベルが下がり、暗い場合はレベルが上がります。いろいろな色が ある画面ではおおよそクランプ可能ですが、先の真っ白な画面ではまったくクランプできず、 暗くなってしまいます。 クランプ位置を黒レベルに合わせるためと思われますが、これでは問題ありです。アベンジャー ボードでは、このクランプ後で同期信号を付け直していますので、このクランプ位置がその まま輝度になってしまいます。 そこで、同期信号位置でクランプさせることを考えます。PICから出力される信号 では丁度良いものがありません。しかし、カラーバースト位置を示す信号が出力されてい ましたので、それを利用します。正しくは、AND回路などを足して同期信号でクランプした方が 良いので、余力がある方は挑戦してみてください。 |
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回路 上の回路が改造前の大まかな回路図、下が改造後です。PICの13pinは、映像信号位置で+5Vになります。 一方、11pinは、アナログスイッチの切替信号で、カラーバースト位置で+5Vになります。 クランプ位置が変わると直流成分が変わるので、それを調整するため、R8を可変抵抗に おきかえます。 |
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改造 写真では分かりにくいですが、赤矢印のように改造します。 R5の片方を外し、PIC 11pin -> R5 -> D1とつながるように配線します。 黄矢印のように、R8を外し、可変抵抗を付けます。R8が100Ωのため、 それより大きい値、500〜1KΩくらいが適当です。 あとは調整です。緑矢印の抵抗をまわすと、同期信号のレベルを調節でき、追加した抵抗で 黒レベルをあわせます。同期信号が小さいと、画像によっては、同期が取れずに部分的に画面が ゆがみます。黒レベルが低すぎても同じ現象になります。いろいろなチャンネルでチェックし、 最適位置に調整しますが、自動ではないので妥協も必要になります。よく視聴するチャンネル を優先させると良いと思います。 |
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半固定抵抗アップ 半固定抵抗部分です。写真のようにR8の代わりに半固定抵抗をつけます。半固定抵抗のあまった 1本は浮かせています。 R5はPIC側をはずして横に回転させ、浮いた側へPIC11pinから配線を接続します。 |
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調整 新たに追加した半固定抵抗を調節すると、同期信号に対する映像信号の位置を調節できます。 従来からある半固定抵抗では、映像信号のレベルと同期信号のレベル比を調節します。 画面で調整するには、新抵抗で黒レベルを調節し、旧抵抗でコントラストを調節するような イメージになります。ただし、どちらも影響を及ぼしあうので、少しずつ両方を調節して ゆくとよいと思います。チャンネル別の調整はできませんのでご注意ください。 通常の動画でオシロで規格に合わせるのはむずかしく、オシロ波形とTV画面を見ながら調整しました。 時間をかけていろいろな映像で微調節すれば、オシロがなくても調節はできそうです。 最後に注意ですが、R8をそのまま置き換えたので、色反転タイプと非反転タイプを別々に 調整できません。当方の環境では反転タイプが不要だったのでこのような改造にしましたが、 必要なら半固定抵抗を2つ付けることになります。改造はかなり面倒になりますが、できない ことはないでしょう。また、今回は簡単のためバースト信号位置でクランプしていますので、 カラーバーストのない白黒画像の放送の場合問題となる可能性があります。 あらかじめご注意ください。 |