セルワールド解体新書

〜SONY SLV−RS7〜

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ローディングアームギアの交換

取り出したテープの左側におれた跡が付くのに気が付きました。 テープのシワやおれた跡は、ドロップアウトやノイズの原因となり、大変好ましくありません。 この跡は、テープ取りだし時、テープをドラムへ引き出すガイドローラーが、テープに引っかかって 付いたものです。 ローディング用のギアには、バネが内臓されており、常に力がかかっていて割れやすいようです。 SLV-R5/SLV-R7と共通部品で、これらの機種にも同じ症状が見られますが、 右の白いギアが破損したものはまだ見たことがありません。 新部品は300円で、白色になっています。強度が変わっているのかもしれません。
ガイドローラー
矢印がガイドローラーです。本来は左右は同じ位置にあるのですが、写真では左が 上(奥)にずれています。ここでテープに引っかかります。
メカ部分の取り外し
修理には、メカ部分を取り外し、割れてしまったギアを交換します。 写真ではヘッドドラムも外しています。矢印が割れているギアです。
割れたギア
写真がギアの部分です。ギアにヒビがはいっているのがわかります。これによりギアの位置がずれ、 ガイドの位置が正しくさだまらないことになります。もちろん、割れてしまえば、ガイドローラーは 動作しなくなります。
取り外し部品
赤矢印の三角の板と黄矢印のカムギアを取り外します。後で位置がわからなくならないよう、 取り外したまま他を動かさないようにします。板を止めている黒いワッシャは上にひきぬくだけで、 プラスチックのようです。
カムギア取り外し
写真はカムギアを取り外したところです。
ちなみに、カムギアの下の部品は、ギアが割れたまま無理に動作させた場合、 割れている場合がありますので、その場合は交換が必要です。
カムギア交換
問題のローディングギアをひきぬきます。ギアにはバネが組み込まれており、アームに引っ掛けて いますので、これを外し、アームからギアを抜き取ります。
組み立て
新しいギアを分解と逆の順序で組み立てます。組み立て時は、矢印のテンションアームの位置に注意 します。左右のローディグギアには、あわせ用の矢印がありますので、その位置であわせます。
組み立て
カムギアを取りつけ、修理は完了です。カムギアは元の位置に戻しますが、右の赤いアームを 動かして、その突起をカムの溝に入るようにします。赤矢印は、カムギアと下のスライド板との あわせマークです。スライド板の穴とあわせます。