| 感想 KX-27HV1Sは、1986年。ベータ全盛期にソニーが発売したモニターTVです。 通常のテレビとは異なり、チューナーは内蔵していませんので、 ビデオデッキを繋げるか、専用のチューナーを別途購入する必要があります。 AVシステムの、中核をなすモニターとして設計された、当時の民生機最高のモニター 機です。もちろん、それは伊達ではありません。その解像度や色彩の豊かさは、最新の テレビとくらべても見劣りはしません。もちろん、ハイビジョンのような高精細さ はありませんが、液晶にはない、鮮やかさとスピード感に溢れる画像を楽しむことが できます。 とは言え、やはり古さは隠せません。重い。でかい。平面でない。など、サイズ的 にはかなり厳しいものがあります。大きく湾曲したブラウン管も時代を感じさせます。 消費電力や発熱の大きさも、その時代のものです。 しかし、いざそれを手にしてみると、そんな時代遅れのイメージはすっかり消えて しまいました。高い解像度と、きわめて自然な発色。NTSCの本当の実力を はじめて知った、とさえ思えます。大きく重いその筐体も、そうして眺めてみると 迫力さえ感じてきます。クラッシックカーに感じるある種の魅力を、このテレビ にも感じてしまいます。 最大の欠点は、古いためにメンテナンスに手間とお金がかかってしまう、ということ でしょうか。もっとも、それこそがこのHPの目的なのですが・・・。 |
